PEN-F*Life

カメラと、写真と、日々の暮らしの記録。

写真と言葉と。

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たまにこちらの詩集を読み返していたりします。 銀色夏生さんの写真詩集です。

わかりやすい恋 (角川文庫)

わかりやすい恋 (角川文庫)

 

 

【写真詩集】あの空は夏の中 (角川文庫)

【写真詩集】あの空は夏の中 (角川文庫)

 

 

表紙も日焼けしてボロボロだけど、もう20年以上もずっと手元に残してあります。

あまりにもボロボロでお見苦しいので記事のほうには写真は載せません。

こちらの写真詩集を手にしたのは十代の学生の頃です。書店でたまたま中身を見ていた

「あの空は夏の中」のとある1ページに心を一瞬で持っていかれたのです。

写真と詩、どちらも当時の私にはとても印象的でした。細かく言えば87ページ目。

  

ページをめくりながら、漠然と私もこんな素敵な写真を撮りたい、こんな素敵な言葉を紡ぎたい・・・

そう思ったのです。とてもシンプルなのに感情が溢れてきて、胸がぎゅっと締め付けられるような

そんな素敵な写真や言葉たち。それはもう夢中になり、当時の作品の数々を購入し読み漁りました。 

十代の頃にこんな素敵な作品に触れていたのだと思うと、当時の自分を褒めてあげたいくらいです。

 

大げさかもしれませんが、今この歳になってしみじみと思うのです。

若いうちに色んな世界に触れることは後々の人生の糧になるのだという事を。

自分の好きな世界に没頭することは悪いことじゃないと思うのです。きっと人生を豊かにしてくれるから。

 

「わかりやすい恋」のほうの写真のモデルになっていた女性も印象的でした。

どこか凛としていて、でも可愛らしくて。当時はまだ知らなかったけれど、この女性が

歌手デビュー前の森高千里さんだったことを有名になってから知ることとなりました。

 

一度手放してしまったものの、また読み直したくなって改めて購入したものもあります。

「これもすべて同じ一日」は写真多めです。確か銀色夏生さんの最初の詩集だったと思います。

これもすべて同じ一日 (角川文庫)

これもすべて同じ一日 (角川文庫)

 

 

「君のそばで会おう」は素敵な風景写真とともに印象的な詩がたくさんあります。

 印象的だけど、とても繊細で美しい表現、優しさと強さを感じる言葉たち。

でも時たま鋭く心を鷲掴みにされるような感じ。表題作の詩がとても好きでした。 

君のそばで会おう (角川文庫)

君のそばで会おう (角川文庫)

 

 

 

 

手元にはなくて、もう一度読み返したい2冊がこちらです。どちらも持ってたはずなのですが何処へ・・・。

LESSON (角川文庫)

LESSON (角川文庫)

 

 

こちらの「ONLY PLACE WE CAN CRY」は銀色夏生さんの公式ホームページのギャラリーページで

一部閲覧できます。読んでみたけど詩の内容は覚えてました。ページの余白が多いな、という

当時の印象も鮮明に思い出しました。記憶へ植え付けられるほど読んでいたという事かな。

ONLY PLACE WE CAN CRY

ONLY PLACE WE CAN CRY

 

 

長い年月が過ぎ、どこかあの頃の純粋さは失われた大人になってしまったような気もするけれど・・・

当時の作品は今読み返してみてもやっぱり心が動かされるし、素敵な写真に目を惹かれるのです。 

写真が好きな人や、詩が好きな人には心に沁みたり響くものがあるのではないかと思います。

 

銀色夏生さんの公式ホームページはこちらです。

ginironatsuo.com

 

 

 

私が、生きていく上で注意していることがもしあるとすれば、それは好きなものを好きでいることができるように生きているということです。いつでもその時好きと思うものに対して何の障害もなく好きでいられるように、自分の気持ちを邪魔するかもしれないものを無限の未来を縛るおそれがあるものを、心や環境の中に存在させないようにしています。残酷なことかもしれませんが、好きなものを好きでいるために、私にとって世界は一瞬一瞬が0からはじまります。

 

銀色夏生 公式ホームページより引用 ー

 

夕暮れ写真

LEICA X1 * ELMARIT F2.8/24mm ASPH.

 

 

いろんなところに行ってきて

いろんな夢を見ておいで

そして最後に君のそばで会おう 

 

大好きなフレーズです。