本日はオリンパス製のオールドレンズについて書いていきたいと思います。
軽量でコンパクトなハーフマクロレンズ「ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5」です。
こちらのレンズは某・ヤ〇オクさんで入手したものです。
一期一会、素敵なご縁がありとても状態の良い美品のレンズを格安で譲って頂きました。
最近のヤ〇オクさんでの取引は最低限の事務的な対応の方が多くなったような印象ですが
本当に素晴らしい出品者様と出会うことができて、久しぶりに感動したお取引でした。
色々な面で細やかなお気遣いを下さって、とてもお人柄の良い方でした。
マウントアダプターを介してレンズを装着するとこのような感じです。
マウントアダプターはこちらを使用しています。

K&F Concept レンズマウントアダプター KF-OMM43 (オリンパスOMマウントレンズ → マイクロフォーサーズマウント変換)
- 出版社/メーカー: K&F Concept
- メディア: Camera
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焦点距離はマイクロフォーサーズなので2倍の100mm相当になります。
こちらのレンズについて簡単にまとめてみました。
- ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5はこんなレンズです
- OLYMPUS ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5の特徴
- OLYMPUS ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5の描写について
- OLYMPUS ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5作例
- まとめ
ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5はこんなレンズです
「ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5」は同マウントの銘玉と言われているレンズ
「ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F2」の廉価版の立ち位置で販売されたレンズです。
廉価版とは言えども、その描写力には定評がある優秀なハーフマクロレンズです。
「ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F2」よりも軽量でコンパクトな造りで扱いやすいです。
鏡胴はスッキリとコンパクトに纏まっているような気がします。
オリンパスの技術力の強みでしょうか。このコンパクトさにマクロ性能を搭載するのは
素晴らしいです。レンズの前玉が奥に引っ込んでいる造りなので、レンズに傷や汚れも
つきにくいのではないかと思います。公式ではフード不要とのことで、塵・ホコリの
混入を防ぐためレンズフィルターのみ装着して私はフードは使用せずに撮影をしています。
OLYMPUS ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5の特徴
レンズ構成 | 4群5枚 |
絞り羽枚数 | 6枚 |
マウント | OMマウント |
最短撮影距離 | 0.23m |
最大撮影倍率 | 0.5倍(1:2) |
フォーカスレンジ | 0.23m ~ ∞ |
フィルター径 | 49mm |
絞り指標 | F3.5~F22 |
重さ | 約200g |
OLYMPUS ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5の描写について
・収差がよく補正されており、絞り開放でも安定した描写
・階調はメリハリがきいており、ピント面は鋭さを感じる
・全体的にクセがない素直でスッキリとした写り
OLYMPUS ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5作例
全て絞り開放F3.5にて撮影しています。
絞り開放からとても安定した描写をするレンズだと感じます。
ピント面はしっかりとした感じで、現代のレンズにも劣らない綺麗な写りだと思います。
紫陽花のドライフラワーを室内撮りで。
最短撮影距離が0.23mのため、かなり近くに寄って撮れるのはとても便利です。
ただ、絞りは開放でもF3.5なので室内撮りでは少し暗く感じます。
まとめ
初めてこのレンズを使用して撮影した時、あまりの綺麗な描写力に驚きました。
オールドレンズとは言えども、比較的現代的な写りに近いような気がします。
コンパクトで軽量なハーフマクロレンズなので気軽に持ち出せるのは便利です。
通常撮影もさながら、近接撮影もこなしてくれるので使い勝手の良いレンズだと思います。